03/08の日記

12:50
掛け替えのない命だと
---------------
流行りの歌は言うけれど
誰かが僕と替わっていても、誰も困りはしない

どうしましょう。ねえ、もう3月中旬に差し掛かっているんですけど。ねえ。
昨日キングダムDVD借りてきて来月出る次の巻で論功行賞なんですけど、来月何してるの?って考えたら、その、わたし同じことしてないんデスヨ……違うお家で違うことしてるんですよ…開店時間に張り込んで借りに行けないんですよ……やだもう………ていうか輪虎の話がもう!ほんと好き!SUKI!!輪虎って、敵で強くって嫌味な奴で、違う漫画だったら2クール後くらいに仲間になってったパターンじゃないですか…なんなん…因みに家族で見てるんですが父親が輪虎討ち取って無邪気にはしゃいでいる隣で、なんとも言えない切なさに胸がつぶれてましたよ…あっ胸は最初から潰れてたごめん。いつもあんなに余裕綽々なのは、っていうか余裕綽々だったりプライド高いキャラにいつも思っている事なんですけど、それは血のにじむような努力とか、血反吐吐く様な地獄の苦境を超えてきたことへの確固たる自信、そしてやっと認めてくれる人が居ることの優越というか喜び、そうやって自分を保っている所もあると思っていて。まあ輪虎は大人なんで他の発言からもそんな未成熟じゃないって所は分かりましたけど。
わたしが思うに、ただ単に能力があるだけなら誇らしい、自分は強い、凄い、みたいな心理には絶対ならないんですよ。例えばさっきも言ったみたいに自分に足りないものを、努力で無理やり身につけて、苦しんで、傷付いて、その過程で何かを犠牲にして、押し殺して、捨てた振りをして、その遥か先に強く立っているんですよ。集団の中で突出し誰かの上に立てる程の能力を身につける、強くなることってそういう事だと思うんですよ。その犠牲にしてきたものや辿り着くまでに失ったものってきっと、その下にいる人たちや部外者はまだ持っていたりそれを糧にしていたりもすると思うんです。時にそれが眩しく見えたり、それをまだ捨てていないのに自分を超えて行く人間が居たりする。それは大抵主人公だったりするんですが。そこでね、何が言いたいかってね、主人公も、苦労した先の強さを持った彼を本当に認めたりする訳じゃないですか。そうなんですよ。持たざる者が持つ者に認められる。いや、主人公に無いとても大きなものを誰もかけがえのないものを、彼が本当は、持っていたってことなんですがね。ウワアアアアア本当に切ない;;;;;
話を戻すと、輪虎は信と違って、ずっと付いていてくれてる恩人が、師が、将が居た訳じゃないですか。というかそれよりも重要なのは輪虎はこんなにも長い間慕える相手が居て、凄く凄く大切に想って、それを糧に頑張ってきたじゃないですか。信はもう、「この戦でこの人を命がけで守る」っていう決定的な存在が居ないじゃないですか。いやまあその代わりまだ成長過程でもあるし仲間や友達が居て未来があってまだ敵も少ない。あっだから結論、輪虎はその頑張りがちゃんと廉頗に届いていたし、想い合っていた。輪虎自身を認めてくれている将がずっと傍に存在していた訳で。それがね、最期の最期まで、あの余裕綽綽の糸眼が髪振り乱して血を流してふらっふらになりながらお互いをね、最期まで信じあっていてね、わたしは非常にね;;;;;;;はああああ本当にね、切ないなあってね、思いました。
あと、どの漫画でもそうなんですけど、主人公より年上で、経験があって主人公に無いものを持っていて主人公より強いキャラって、敵味方問わずわたし大好きなんですがね、そいつが敵であった場合割と短いクールで、一編だけの登場で主役級はって主人公に倒されるか殺されるんですよね……つらいね…

という訳で、キングダムの超絶夢妄想をここで垂れ流していこうと思います。
飛信隊の、結構強い女の子が居て、その子は刃物が苦手だから刀とか槍とか持たないで、素手で戦う肉弾戦派なのね。まあそれが何か特殊な一族ゆえの能力であったと。でも女の子は太陽みたいに眩しくて強い、安心感のある頼もしい隊長が大好きで、非現実的な夢でも全力で応援したいって思うのね。女の子の一族は寿命が短くて、20歳までは生きられないと。18歳くらいの女の子はそれを戦場に何度も出て行くうちに悟り始める。彼氏もいない子供も産めるような時間の余裕はないし、戦場から退く理由はない。でもこのままでいたら、頼りにしてくれる隊長を失望させてしまうんじゃないかと思い悩む。どうしたらいいか、誰かに伝えるか、どうしようかって悩み続けた結果、女の子は趙に亡命することを選ぶ。女の子は自分も戦場に参加させてほしいと頼む。李牧に上手いこと伝えて情報もちょっと操作する。李牧には全部ばれてて、まあだったらやりたいようにやらせながら充分に駒として利用して相手の士気下げてやればいいじゃないかと。そして下っ端には徐々に認められながらも1年くらいの下積みの後、李牧的にも、どうせ最期なんだからみたいな感じで数あるうちの軍のうちの割とおおきなひとつに、副将として参戦する。女の子は顔を隠して、刀を紐で結んで戦場に出る。信は最初は気付かない。でも女の子は割と序盤で飛信隊に突っ込んでくる。きょかちゃん達が、妙じゃないかって言ってるうちに信が刀を手に紐で結んでいるのを見て、もしかしたらって思う。そして、負けるつもりの戦に犠牲をあんまり出したくない女の子は、2日目くらいに信の所まで一騎打ちしにくる。信は兜から見える眼つきであ、こいつは、ってなる。信がお前なのか、って訊くと女の子が気付いてくれてありがとうって言う。一騎打ちしながら信が、何でだ、何でだ、って訊く。女の子は事の顛末を話すことはなく、味方としてあなたの役に立てないならせめて私はあなたの武功になってあなたの夢の手助けがしたい、あなたを傷つけたくないから早くひと思いに討ち取ってほしい、って言う。信が、何でだ、何でだ、って繰り返す中で女の子は信に無抵抗で斬られる。最後の何でだ、に女の子はあなたを、あ、まで言って愛してるとは言えずにありがとうって笑っていく。信は女の子の首を切れなくて、その辺の野に転がして火を放つ。皆には、遺品差し出して、確かに討ち取ったんだけど自分で火の中に飛び込んでったから首取れなかったとか言う。そのあと飛信隊の面々から女の子の思い出を聞いた信くんはとっても切ない気持になる。
というおはなしでした。わたしはこういう厨二じみたお話が本当に大好きです。厨二じみた複雑な設定がありながらも主人公サイドには分かりやすい影響を与えない所が非常に好きです。何かが無駄になるお話が本当に好きです。

イナイレで無双みたいなバトルアクションゲームあったらっていう武器妄想しようと思ったんですけど力尽きたので辞めます。

以上です。

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ