第二部
□第39話
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数日寝込んでいたのは結構身体に響き、動きが鈍っていた。
取り戻すまでに何事も無ければいいけど・・・・・・・・
しばらく巡察も遠慮しよう。
まぁ、町中が嫌いだからあまりいかないけど。
とにかく土方に話を通して・・・・・・・・
「あらレイさん。お身体は大丈夫ですの?」
げ。
「・・・・・・・・ご心配、ありがとうございます。隊務に支障を及ぼしてしまい、申し訳ありません。」
「うふふ。気にすることはないわ。・・・・・・・・丁度貴女を呼びに行こうと思っていたの。一緒に来てくれるかしら?」
いやな予感が背筋をはしる。
私は不安を無理矢理拭い、伊東について行った。
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