淡い桜の夢は

□第6話
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私は裏庭で空を眺めていた。


また、土方に助けられた・・・・・・。


私と雪村さんが新選組に住むことになって1週間が経った。


「レイさん!やっと見つけました!!」


息を切らしながら雪村さんが近づいてくる。


「・・・・・私を探していたんですか?」


「はい。沖田さんが呼んでい「勝手にちょこまかといなくならないでくれないかな?・・・・・いい迷惑だから。」


雪村さんの後ろから沖田さんが出てきて私に近づいてくる。


「ここは屯所の敷地内です。逃げてるわけじゃないんですから良いでしょう?」


「居候のくせに生意気だな・・・・・。ま、いいけど。」


沖田さんは私の腕を掴み、そのまま歩き始める。


「ちょっ・・・・・どこに行くんですか!?」


「黙ってついてくればわかるよ。」


手を振り払おうにも沖田さんの掴む力が強く、振り払えない。


そして、私が連れてこられたのは



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