トミーロッド
□Merry Christmas!
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※クリスマスネタ
※ヒロインとトミーの子供でてきます
※子供の名前はアンク
『…何やってんの？』
「サンタさん待ってるの」
名前にアンクを寝かしつけてくる
ように言われてきてみればツリー
の下でイルミネーションをキラキラ
した目で見ているアンクがそこにいた。
あぁ、サンタさん待ってるのか。
そういえば、名前が楽しそうにプ
レゼント選んでたのはアンクにあげ
るためだったわけね
『どうでもいいけど、早く寝てよネ』
じゃないとボクが名前に怒られる
んだから。いろいろめんどくさいし。
「やだ」
『あ？』
「サンタさん待つのっ！」
あー、うぜっ
こうやって人の言うことを素直に聞
かないとことか誰に似たんだろ
蟲で脅して無理矢理寝かせるわけに
もいかねぇし…
「あら、何してるの？」
どうしたものかとアンクを見ている
と背後から名前の声が聞こえた。
『サンタさん待つんだってさ』
「あら、そうなの？」
「うんっ！」
アンクが返事をすると名前は困っ
た顔をする。
「サンタさん、夜中に来るって言っ
てたからアンクはいい子に眠ってな
いとサンタさんが心配するでしょう？」
なんだよその嘘
そんな嘘くらいでアンクが眠るわけ
ないじゃん
アンクと名前のやり取りとをジッ
と見ているとアンクはまた楽しそうに
笑って大きくうなずいた。
は…？
「じゃあ、サンタさんには枕元にプ
レゼント置いておくようにお願いし
ておくからね」
「うんっ、おやすみ！」
アンクは走って自分の部屋へと行っ
てしまった。
「子供の扱いにまだ慣れてないのね」
『うるさいな』
名前はクスクスと笑う。
『名前も早く寝なよ』
「あら、トミーが優しい」
『うるさい』
Merry Christmas!
(早く寝てくれないと)
(名前の分のプレゼント渡せないんだけど)