木ノ風
□養生
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……あの後、任務の報告をしようとしたら土方さんに止められた。
崖から落ちたと言ったら、
お前は馬鹿か、休め!って。
だから代わりに原田さんが報告してると思う。
とりあえず怒られることはなかった。
……代わりにドン引きされたけど。
崖から落ちて悪いか。
斎藤さんのお陰で、私に与えられた個室の天井を見ながら溜め息をつく。
『………一人でゆっくり休みたいです…』
山「駄目だ。
君に怪我を負わせたのは俺に責任がある。
怪我の診断をするまで離れる訳にはいかない。」
沖「まさか本当に寝不足で注意力散漫になるなんて…ごめんね飛鳥君。
元気になるまで僕が面倒見てあげるから。」
千「飛鳥さんが拐われたって聞いて私……っ…
もう離れませんから!」
『僕は元気ですから放っといて下さいって。
……千鶴ちゃんは泣かないで…(汗)』
ちっとも養生にならない。
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