『灰色の運命』
□第3話 天使再臨
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1年後
ラグランジュ4付近の宙域
プトレマイオス2はセラヴィー、デスティニーをコロニーブラウドに向けて出撃させた。
シン「…彼処にエクシアが…?」
ティエリア「カタロンがアロウズに捕まった仲間を救出する為に行動を開始した。だが、アロウズもその行動をキャッチしている筈だ。」
シン「だったら、行くしかない!」
ティエリア「ああ。」
デスティニーとセラヴィーはスピードを上げた。
因みにシンのパイロットスーツのヘルメットはシンが着ていたザフトの物をCBのスーツの規格に合わせ、バイザーをサンバイザー(色は青)にしている。
そして、21歳になったシンの身長は178pで、顔は精悍さを増していた。
ピピッ
シン「! ティエリア!! エクシアが!!」
シンは望遠モニターでエクシアリペアがアヘッドに蹂躙されている所を見た。
ティエリア「刹那!!」
そしてアロウズ仕様のジンクスVの1機がエクシアリペアに止めを刺そうとした。
シン「やらせるかぁッ!!!」
デスティニーはGNバスターランチャーを撃ち、エクシアリペアに止めを刺そうとしたジンクスVはGNランスを失った。
「ぐあっ?!」
「新手か!?」
「応戦しろ!」
GNランスを失ったジンクスVはセラヴィーに、もう1機のジンクスVはデスティニーに向かった。
シン「一撃で決める!」
デスティニーはGNバスターソード改を持ち、ジンクスVに接近した。
ジンクスVもGNランスをランスモードにし、デスティニーに接近した。
「食らえ!」
シン「そんな攻撃!」
デスティニーは左手のGNビームシールドを展開し、ジンクスVのGNランスを防いだ。
「!?」
シン「てやぁ!!」
ドガッ!
デスティニーはGNランスを蹴り飛ばした。
「しっ…しまっ…!?」
シン「ハアァァァァッッ!!!」
「うっ…うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
デスティニーはGNバスターソード改を振りかざし、ジンクスVを真っ二つにした。
同時にセラヴィーはもう1機のジンクスVを撃破していた。
「クッ…! 撤退する!」
アヘッドはもう1機のジンクスVを引き連れて撤退した。
ティエリア「ご苦労シン。」
シン「この程度じゃご苦労とは言わねぇよ。」
ティエリア「そうか。」
セラヴィーはエクシアリペアに近付いた。
ティエリア「やはりアロウズの動向を探っていたか…、久し振りだな、刹那・F・セイエイ。」
刹那「ティエリア・アーデ…?」
ティエリア「こんな所も何だから、一度コロニーで話そう。」
刹那「…ああ。」
セラヴィーはエクシアリペアを連れてブラウドに向かい、デスティニーはその後を付いていった。