『灰色の運命』

□第15話 歌が聴こえる
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ダブルオーライザーとデスティニーはプトレマイオス2との合流ポイントに向かっていた。

刹那「合流ポイントは、この辺りの筈だが…」
シン「どういうことだ? スメラギさんが合流ポイントを間違える筈が…ッ!?」

シンは『何か』を見付け、驚愕した。

シン「せっ…刹那!」
刹那「どうしたシン…なっ?! これは!?」

刹那もそれを見て驚愕せずにはいられなかった。
何故なら、そこにあったのはプトレマイオス2の破片だからだ。

シン「どうなっているんだこれ…?」
刹那「まさか…トレミーはどこに? ん?」

ダブルオーライザーはプトレマイオス2の破片の中に『紅い粒子』を出す『MA』を見付けた。

刹那「この機体は…赤いGN粒子。」
シン「まさか、あの機体がトレミーを?」
『は〜い、刹那。久しぶりね。』
シン「通信?!」
刹那「ハッ! ネーナ・トリニティ。」
シン「ネーナ・トリニティ? ハッ! スローネの!」
ネーナ「うふっ、いい男になっちゃって。ネーナ、ドキワクね。」

ダブルオーライザーとデスティニーは戦闘態勢をとった。

ネーナ「ちょ、ちょっと待ってよ! さっき助けてあげたでしょ。それより、君らの船、地球に落っこちたみたいよ。」
シン「何?」
ネーナ「戦闘データを転送してあげたから、それを見れば行方も…」

ダブルオーライザーは即行で地球に向かった。

シン「ちょっ?! 刹那はやっ!? ってかデータは?!…ああ!もう畜生ッ!」

デスティニーはダブルオーライザーの後を追った。

ネーナ「って、急ぎすぎだってば! せっかちなんだから、もう。」
HARO「フラレテヤンノ、フラレテヤンノ、フラレテヤンノ。」
ネーナ「うっさい!」
HARO「痛ッ!」

ネーナはHAROを叩いた。
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