『灰色の運命』

□外伝その1 パーティー
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CBはアロウズの攻撃の合間を縫って、細やかなパーティーを執り行う事にした。

セルゲイ「こんな時にパーティーを…いや、こんな時だからこそやるのか。」
アレルヤ「まあ…皆疲れてますからね。」
マリー「アレルヤもセルゲイさんも食べましょ?」
アレルヤ「ああ。」
セルゲイ「そうだな。」

アレルヤとセルゲイは食べ物を手に取った。

シン「ああ〜、くそったれがぁ〜!」

シン(21歳)は酔っ払っていた。
そのシンの左足の太股には、金属製のホルスターが着いていた。
そのホルスターには拳銃とナイフが入っており、更に簡易医療セットも入っている。
ホルスターはパイロットスーツの上からでも着用出来る。。
因みに、ホルスターの中に入れてあるナイフは、かつてシンが持っていたザフトのナイフである。

マユ「お…お兄ちゃん…。」
ロックオン「おい、大丈夫か?」
刹那「しかし、本当に『利き手が変わっている』な。」

刹那の言う通り、シンは殆どの物を右手ではなく、左手で持っていた。
アニュー曰く、『GN粒子による、脳細胞の汚染による神経伝達の異常』と言い、一生治らないというが、当のシンは『そんなの関係ねぇ!』と、大昔の某芸人の台詞を叫んだという。

ティエリア「酔っ払っていると、その人の本性が表れるというが、シンの利き手は変わってない様だな。」
アレルヤ「それって関係あるような…ないような…。」
シン「あ゛ぁ゛〜!」

アレルヤ達は床にゴロゴロ転がるシン(21歳)を見た。
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