G00D外伝 『義翼の鳥』
□第7話 大国の威信、ガンダム鹵獲作戦、超兵
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龍義「人革連がガンダム鹵獲作戦を…?」
グラハム「ああ、そうだ。」
ビリー「巡洋艦が偶然捉えた映像があるよ。」
ビリーはその映像を出した。
龍義「…ッ! これは……通信機…?」
ビリー「その通りだよ。恐らく、人革連はガンダムの特性を理由して、ガンダムの母船を炙り出そうとしているんだよ。」
龍義「ガンダムの母船…確かにこの4ヶ月で60回も介入してますからね、幾らガンダムといえども、補給は必要か…」
グラハム「そこでだ、私達だけで宇宙に上がろうと思う。」
龍義「なっ…?! 宇宙に…?」
グラハム「上からの許可は得てある。」
ビリー「その巡洋艦からオービットフラッグ2機を借用して貰ったからね。」
龍義「だけど…自分は宇宙の経験は…」
グラハム「フッ、私も宇宙の経験は無い。」
龍義「なっ…?!」
グラハム「だが、人革連のパイロットからなら、ガンダムに関する話を聞けるかもな。」
龍義「…まるで鹵獲作戦が失敗するような口振りですね。」
グラハム「フッ、それはどうかな。行くぞ。」
龍義「はい!」
ビリー「ついでだから僕も行こう。」
グラハム「フッ、期待出来るものがあるかどうかは知らんがな。」
ビリー「その『期待出来るもの』を見れれるチャンスかも知れないんだけどね。」
グラハム「フッ、勝手にしろ。」
こうして、グラハム、龍義、ビリーの3人で宇宙に向かう事になった。