G00D外伝 『義翼の鳥』

□第11話 折れた翼、トリニティ
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沖縄近海


オーバーフラッグスの輸送艦は命令があるまで其処で待機していた。

龍義「部隊総数52…参加MS834機…か。」
鐘時「うはっwwwww やべーなwwwww おいwwwww」
グラハム「それだけ、AEUも人革連も本気と見た。」
龍義「グラハム隊長。」
グラハム「卑怯者と罵られようとも、軍の決定には従わせてもらうぞ。ガンダム!」
龍義「今いない奴に言わないでください。」
鐘時「ガンダーム!wwwww」
龍義「何なんだお前は!?」

此処は妙に平和だった。

「あの…失礼します…」
グラハム「ん? 何だ?」
「ハッ! 偵察機からの報告で、演習場であるタクラマカン砂漠の濃縮ウラン埋設地域にMS3機、人員輸送車3台が向かっております。」
グラハム「濃縮ウラン埋設地域だと?」
龍義「人革連は一体何をして…いや、これは…そうか…そういう事か…!」
鐘時「ちょっwwwww 話が見えねぇwwwww」
グラハム「成る程、そういう事か。人革連はテロリストが施設への攻撃を事前にキャッチしながらも、これをわざと放置。」
龍義「そして、そのテロリストを排除する為にガンダムが現れる。」
グラハム「その時が始まりだ。」
龍義「演習という名の大規模ガンダム鹵獲作戦が…」
鐘時「あっ…!」
龍義「まあ、こんな事で表面上とはいえ、世界が一つに纏まるとはな…」
グラハム「フッ、確かにな。」
「…あっ! ガンダムが出現しました!」
グラハム「此処までは予定調和だな。」
龍義「そして、次は…」
グラハム「大量のミサイルによる爆撃、だな。」
『ガンダムに対し、ミサイル攻撃を敢行。これを以て、ガンダム鹵獲作戦を開始します。』
グラハム「フッ。さて、どれだけ持つか、ガンダム。」
龍義「………」
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