『灰色の運命』2

□第34話 動き出す終末の歯車と破壊の歯車
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プトレマイオス2はファクトリーの船の残骸の端末からザフトのメインサーバーにアクセスしていた。
それに合わせて、連合軍のメインサーバーにもアクセスしていた。

ミレイナ「連合軍宇宙艦隊とオーブ軍残党、アルザッヘル基地に集結してるですぅ。」
フェルト「ザフトの宇宙の戦力の約6割が宇宙要塞メサイヤに集結しています。」
ラッセ「最終決戦って言った所か。」
シン「…チッ、何やってんだよ、オーブ軍残党。どんだけアスハに狂信してんだよ。」
アレルヤ「スメラギさん、僕達の目的は、GNドライヴ搭載機の撃破ですか?」
刹那「いや、この戦闘を終わらせる。」
スメラギ「刹那、それはいくら何でも無茶よ。元の世界に帰れる手段があるならともかく…」
刹那「だが、それでも見逃す訳にはいかない。」
シン「…取り敢えず、様子を見よう。それからでも遅くはない筈だ。」
刹那「ッ……」
ロックオン「そうだぞ、刹那。焦りは禁物だぜ?」
刹那「………」
シン「(何だろう…この胸騒ぎは…? 何か嫌な予感がする…)」

シンは心臓の辺りに左手を置き、制服を握り締めた。
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