G00D外伝 『義翼の鳥』

□第3話 対外折衝
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アメリカ

MSWAD本部

格納庫


龍義「これが…」

龍義達は黒いフラッグを見上げていた。

エイフマン「バックパックと各部関節の強化、機体表面の対ビームコーティング、武装はアイリス社が試作した新型のライフルを取り寄せた。」
グラハム「壮観です…! プロフェッサー。」
龍義「たった1週間でここまで…」
ビリー「その代わり、対Gシステムを稼働させても、全速旋回時には12Gも掛かるけどねぇ。」
龍義「12Gも…」

龍義はもしこの黒いフラッグ───フラッグカスタムを操縦する時、果たしてそんな馬鹿げたGに耐えれるのかを思っていた。

グラハム「臨むところだ、と言わせてもらおう。」

グラハムは強気な表情でビリーを見ていた。

龍義「(……………)」

龍義はここ1週間での出来事を思い出した。

龍義「(北アイルランドのテロ組織リアルIRAの武力によるテロ行為の完全凍結の発表。これはCBの介入を恐れての発表だが、これは彼らにガンダムに対抗出来る戦力を保有してない事にもなる。だが、CBがいなくなれば、また活動を再開する可能性もある。…なら、CBの活動に終わりなど無い。なにせ、『全ての戦争、紛争の根絶』を掲げているからな。)」

と、そこに二人の男が此方に向かってきた。

「ほう…! これが中尉のフラッグですか。」
龍義「あなた達は…」
「ハワード・メイスン准尉、ダリル・ダッジ総長、グラハム・エーカー中尉の要請により、対ガンダム調査隊に着任しました。」
グラハム「来たな。歓迎しよう、フラッグファイター!」

こうして、ハワードとダリルが新たに対ガンダム調査隊に加わった。
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