『対話の前の日々』

□変革者と最強の超兵
2ページ/2ページ



─────────




龍義とミユは車に乗っていた。

ミユ「…あ、もし良かったら次の町まで送りますよ?」
アレルヤ「いや、この足で旅をしたいから、それは嬉しいけど、断るよ。」
ミユ「そ…そうなんだ…」
龍義「ククッ…!」
ミユ「あっ! 龍兄今笑ったでしょ?!」
龍義「…それじゃ、『またな』。」

そう言って龍義は車を走らせた。

アレルヤ「…………」

アレルヤは2本のメモリースティックを取り出し、車を見送った。

マリー「アレルヤ…」
アレルヤ「………」

アレルヤは何も答えなかった。

ミユ「全く…もう、笑うなんて酷いよ!」
龍義「フッ、それはすまなかったな。…………」
ミユ「龍兄?」
龍義「(アレルヤ・ハプティズムとソーマ・ピーリスことマリー・パーファシー。彼等に次に出会うとしたら、戦場で、敵か、それとも……)」

龍義は『いずれ次に出会う時の事』を考えていた。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ