『灰色の運命』2
□第31話 再会と歪み
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レイ「………」
レイ・ザ・バレルはミネルバから離れ、ザフトの宇宙要塞メサイアに来ていた。
だが、『謎の高エネルギー反応』が付近の『アステロイドベルト』から感知し、急遽レイはレジェンドでナスカ級3隻と共にアステロイドベルトに向かっていた。
レイ「だが…どういう事だ? エネルギー反応が全く感知してない…?」
だが、必ず何かがある筈だ。
レイはそう思い、周囲を警戒した。
キュピーンッ!
レイ「ッ!」
レイの頭に電撃の様なものが走った直後───
ドガァアアアアアアアアン!!!
1隻のナスカ級が突如爆発したのだ。
「な…何だ!?」
「爆発!?」
「一体何が…うわあああああ!!」
次に1機のザクウォーリアが爆発した。
「MSが爆発した!」
「何がどうなって…ぎゃあああああああああ!!」
「ぐあああああああ!!」
次々と謎の爆発を起こすMS達。
レイ「くっ! 何が起きてる?!」
キュピーンッ!
レイ「はっ!」
レイは何かを感じ、機体を動かした。
ドウッ!
レジェンドのいた空間を『真紅』のビームが通った。
レイ「ッ…!」
レイの頬に冷や汗が流れた。
レイ「ッ!?」
そして、レイは真紅のビームを撃ったものを見付けた。
レイ「お…お前は───」