うた☆プリ!!R-15
□本当に好きなのは誰?
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「はぁ・・・」
美風先輩に犯された次の日。
腰の痛いまま事務所へ。
どうしてあんなことしたの?美風先輩は、一十木くんと話している私がむかつくって言った。
それは私に好意を持ってるってこと?
美風先輩がわからない。
どうして・・・・。
「・・・!志波雪さん!!」
「はひぃ!!」
考えすぎて周りが見えていなかったようす。
声にハッとして、周りを見る。
目の前には一ノ瀬くんが。
「たく。どうしたのですか?」
呆れたようにため息を吐き、聞いてくる。
「いえ・・・なんでも。じゃあ、これを提出してきます」
たった今出来上がったらしい楽譜を手に、立ち上がる。
腰が痛くて、立つことで精一杯。
痛い!初めての後ってこんなに痛いの!?
尋常じゃない痛みに、涙目になりそうになる。
「大丈夫ですか!?」
一ノ瀬くんが心配そうに近づいてくる。
しかし、こんなところで泣いてはダメだと無理やり微笑み、部屋を出た。