うた☆プリ!!R-15
□愛するあなたに
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「え?あ!はい・・・あ・・・えっと・・・。うん!」
思わず敬語を使ってしまったものの、もう一度言い直しす。
すると、彼は嬉しそうに笑った。
「あの・・・これ・・・」
ハッとして、地面に置かれたサッカーボールを持ち上げる。
「あぁ!!そうだったぁ!!怪我とかしてない!?」
忘れていたようで、焦って聞いてきた。
「っ!?・・・フフフ・・・」
びっくりしたけど、そんな彼がおかしくて思わず笑ってしまった。
「なんで笑うのさ〜・・・。フッ・・・まぁいっかぁ〜」
すねたかと思えば、また笑った。
よく笑う人だなぁ・・・。
なんて言うか・・・太陽みたいな人。
明るくて、表情がコロコロ変わるから見ていて飽きない。
なんだか心がむず痒い・・・。
「そうだ!!君・・・じゃなくて・・・志波雪はさ、ここの地域の子なの!?」