うた☆プリ!!
□初めてのキスと、自らの思い
2ページ/11ページ
「・・え・・・?」
より困惑した顔で、瞳を揺らしている。
「・・・分かる範囲でしたら、教えて差し上げられるかもしれませんの。どこかしら?」
少し微笑んで聞く。
「えっと。シャイニング事務所・・・なんですけど・・・」
思わず目が点に。
向かう先が同じなのにも驚いたが、一番驚いたのは・・・・
「あの事務所のビルは高いですから・・・あちらに見えてらっしゃいますわよ?」
この子の天然度合だった・・・・。
「あれ・・・!?やだ・・・////」
そういって顔を真っ赤に染める彼女に思わず顔がほころぶ。
「ふふ・・・。実は私も事務所に行きますの。一緒に行きませんか?」
私の言葉に、分かり易いほど顔が明るくなる。
またまたそんな彼女に笑みがこぼれる。