オリジナル(詞)

□Last Message
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最後の帰り道になるのかな 君は窓の外を見つめ 泣き出しそうな顔で
あと十分間で僕は君に何を伝えられるだろう

流れてく窓の外 懐かしい街の灯りは綺麗で
握り締めた左手のぬくもりを思い出して…

大きな花火が上がるたびに思い出が一つずつ咲いて
そして散ってゆく
無理をして微笑んだ
君も微笑み返してくれた その瞬間だけあの頃の二人

今はもう壊れてしまったプレゼントのストラップ
どれだけ強く望んでも戻らないあの日々を…

別れの言葉なんて言うつもりはなくて
だけど 涙をこらえるためにかすれた声で呟いた
さようなら たくさん届けた言葉たちこれが
僕からのLast Message


何でもなかった日常は 君と別れることで綺麗な思い出となり
二人で過ごした場所は 時は色あせてゆくのを待つばかり

愛した分の悲しみが
抱き締めた分の痛みが
僕を強くしてくれるその日まで抱き続ける…

振り返らずに 消えてゆくその後ろ姿
大きな声で呼び止めて叫びたかった
ありがとう 伝えられなかった最後の気持ち
僕からの Last Message

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