twin・prince
□11.11
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―――「ひっ…!ぁ…ぁうっ……ふぁ…」
グチュグチュと粘着質な音を立てて貪欲にポッキーを貪る小さな口=B
ベルはその様子を見ながら楽しそうに口の端をつり上げた。
「ほら、あんまり力入れたらまた折れるぜ?」
「ベルっ…、無理……!ぃや…ぁ、あ゙っ……」
ガチガチに勃ち上がったジルの自身に突き刺さる異物。
ベルはチョコレートがコーティングされていない方を指でつまんで、くるくるとポッキーを回した。
性感帯を遠慮なく内側から抉られて、ジルは嬌声を上げて体を反らす。
「い、だぁ……っやだ……、くる、し……」
ぐちゃぐちゃに尿道を犯していたポッキーを抜けるギリギリまで引き抜くと、中に納まっていた部分のチョコレートがドロドロに溶けてしまっていた。
「しししっ、チョコそんなに美味い?」
「っ…は…、はぅ、んっ…!」
また中にズブズブと押し込んでやると、ジルは声にならない喘ぎ声を漏らしていく。
止めどなく溢れ出る白みがかった先走りが、ポッキーを握るベルの手を汚していく。
「…ぁ゙っ…ぁあああっ!」
そのまま尿道を犯していると、ジルの体が不意に大きく跳ね上がり、その衝撃でポッキーが中に少し入ったまま折れてしまった。
「あーあ。ジルの負け♪」
「ぁ……あ゙…」
ポッキーに口を塞がれているせいで射精感のないイき方をしたジルは、絶頂に達した後も小刻みに体を震わせていた。
快楽に震える自身を見てベルはペロリと舌なめずりをした。
M字に開かせたジルの股の間に体を捩込み、息が掛かる距離まで上半身を倒す。
ちらり、とジルの顔を見上げると、次に来る快楽を知るその目は、前髪の隙間から恐怖と期待とを色濃く滲ませている。
ベルは薄く笑って、わざと息を吹き掛けるように声を出す。
「ポッキーいただきっ♪」
小さな口一杯にポッキーを詰めたジルの自身をくわえて、わざとらしく下品な音を立てて吸い上げる。
過ぎた悦楽から逃げようと、ジルはベルの頭に手を置き弱々しく抵抗を見せたが、それすらも屈服させるように強く先端を吸い上げた。
「っふぁ…あ゙っ…」
その刺激で外に出てきたポッキーを歯で挟んで抜き取り、胃の中に納めてしまってから、ピュクピュクと先走りを零すジルの自身をもう一度強く吸い上げた。
「っあ゙…ぁ…ふぁあああっ!」
普段より量が多くて苦い先走りが、ジルの自身から放たれた。
ベルはそれを口の中で受け止めると、何の気なしに飲み干した。
呼吸を乱しながら涙を流すジルを前に、容赦なくベルの手が残りのポッキーをつまみ上げた。
「まだあと1ダースくらいは残ってるし。ジルは淫乱だから12回くらい空イき出来るんじゃね?」
「も……っ、無理………っ!」
…こうしてポッキーが無くなるまで、ベルは余すことなくジルをたっぷり虐め尽くした。
*
ベッドでくったりと気絶しているジルに毛布を被せてから、ベルはようやくペンを取り上げた。
「そこそこ楽しかったし、報告書を書くの手伝ってやろーっと」
end.