俺が天下を取ってやる!!
□壱陣
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佐渡島
越後の海を挟んだ向かいに小さく浮かぶ島
ここの領主、紅真
城のようなものは建てず、少し大きめの平屋を建てるという少し変わり者の領主だ
彼曰わく、城何かただ高い家で、どうせ建てるなら民の顔が近くで見える平屋が良いと言って建てさせたのである
『で?
なぁにか言い訳して置きたいこと…
あんのかぁ?』
「「いや、本当にスンマセン…」」
ここの領主である真の前に2人、土下座状態の男がいる
『何回報告書出せっつってるか分かってんのかぁ?』
「だって面倒なんだよ報告書なんてよぉ」
「んなやつ書かなくてもヘーキでさぁ」
『俺がヘーキじゃねぇんだよ!!』
この2人は問題児、坂田銀時と沖田総悟
『良いか…次出さなかったら
死んだ方がマシと思えるような屈辱を味わさせて殺るからな』
「やるの字違うぅぅう!!?
間違えなく殺す気だよねぇぇえ?!」
『安心しろ。苦しいのは一瞬だ』
佐渡島に悲鳴が響き渡るまであと五秒
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