俺が天下を取ってやる!!
□壱陣
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『ったく…
あいつ等は何回言えば気が済むんだか…』
今度何かやろっかな…なんてニヤケた顔で廊下をスタスタ歩いている真
「おぉ!真ちゃん!」
『ん?
あ、勲か…』
「何?その残念そうな顔は
ごめんね!!勲でごめんねっ!!?(泣)」
涙目で顔を近付けるゴリさん
『近いキモイ寄るなゴリさん』
「ゴリさんって言った?
戦国時代にゴリラ何て居ないよね!?」
『バカヤロー!!
銀魂要素がある時点で普通の戦国時代生きられると思うんじゃねーよ!!』
「ちょっとでも良いから期待した俺がバカだったよぉぉお!!」
いやぁ…勲虐るのは楽しいな♪
「そろそろ近藤さんで遊ぶのは止めてやれ真(汗)」
「トシぃぃぃいいい!!(泣)」
『よぉ十四郎!!』
後ろから土方十四郎が煙管を吹かしながら歩きよって来た
「近藤さんあんた、まだ書類終わってないだろ」
「ギクッ」
『…』
「机の上、また書類が溜まってたぞ」
『ほーぅ…』
「い、イヤ、あの!!
ホント誤解!!一回全部終わったの!!
で休憩がてら散歩に…!!」
『イイから早く書類片付けて来いや屑がぁぁぁあああ!!』
「ハイイイイイイ!!」
その場を猛ダッシュで走り去った近藤
「フゥ…
相変わらずだなアンタ」
『ん?何のことだか』
「…動き出したのか?」
『…』
「(ホントに分かりやすい奴)何処だ?」
『今川と織田だ…』
「ま、予想してた通りじゃねーか」
『俺さ、今の時間は結構気に入ってんだ
皆と馬鹿騒ぎして、民の奴らと話してさ…
何にも考えなくていい、この静かとは言い難い平和な時間がさ…』
空を見ながら思いを馳せるのは、
仲間、民…
皆が笑っている世界
「あぁ…俺も気に入ってるよ」
早く戦何か無くなれば良いのにな
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