俺が天下を取ってやる!!

□壱陣
2ページ/3ページ








『ったく…


あいつ等は何回言えば気が済むんだか…』




今度何かやろっかな…なんてニヤケた顔で廊下をスタスタ歩いている真




「おぉ!真ちゃん!」

『ん?


あ、勲か…』

「何?その残念そうな顔は

ごめんね!!勲でごめんねっ!!?(泣)」


涙目で顔を近付けるゴリさん


『近いキモイ寄るなゴリさん』

「ゴリさんって言った?
戦国時代にゴリラ何て居ないよね!?」

『バカヤロー!!


銀魂要素がある時点で普通の戦国時代生きられると思うんじゃねーよ!!』


「ちょっとでも良いから期待した俺がバカだったよぉぉお!!」









いやぁ…勲虐るのは楽しいな♪




「そろそろ近藤さんで遊ぶのは止めてやれ真(汗)」



「トシぃぃぃいいい!!(泣)」


『よぉ十四郎!!』



後ろから土方十四郎が煙管を吹かしながら歩きよって来た



「近藤さんあんた、まだ書類終わってないだろ」

「ギクッ」


『…』


「机の上、また書類が溜まってたぞ」


『ほーぅ…』


「い、イヤ、あの!!

ホント誤解!!一回全部終わったの!!

で休憩がてら散歩に…!!」


イイから早く書類片付けて来いや屑がぁぁぁあああ!!



ハイイイイイイ!!









その場を猛ダッシュで走り去った近藤



「フゥ…

相変わらずだなアンタ」

『ん?何のことだか』

「…動き出したのか?」


『…』


「(ホントに分かりやすい奴)何処だ?」



『今川と織田だ…』

「ま、予想してた通りじゃねーか」





『俺さ、今の時間は結構気に入ってんだ

皆と馬鹿騒ぎして、民の奴らと話してさ…





何にも考えなくていい、この静かとは言い難い平和な時間がさ…』




空を見ながら思いを馳せるのは、


仲間、民…

皆が笑っている世界






「あぁ…俺も気に入ってるよ」









早く戦何か無くなれば良いのにな






次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ