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□帰宅の夜
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帰宅した日の夜…ご飯も食べ、お風呂にも入った私は部屋に戻り、提出物をしていた。


それも数分で終わり、することがなかったために私はベッドにダイブした。


枕もとに携帯を置いといて、小説を読もうとした時。


いつもはあまり鳴らない携帯が鳴った。


あずさかと思い、携帯を開いて見ると、知らないアドレスからだった。


アド変のメールかと思い、内容を見るとまったく違うもので、私は驚いた。


[本文]
俺、2年の村川辰起って言います!ぜひお友達になってください!

       ―END―


と書いていた。


お友達?村川辰起?


なんでこの人は私のアドレスを知ってるの?


いつ知ったの?


私のアドレスは家族のとあずさのと今日友達になったはるかのだけしかないはず。


なんで?


そのあとも同じ内容で違う人からのメールがなん十件もきた。


私は何も送ってないし、何も知らない。


わけがわからず、私は最初にメールがきた村川辰起という人に聞いてみた。


[本文]

あの、どういうことですか?

       ―END―

すると、数分もしないうちに返信がきた。

[本文]
あいり様がお友達になりたいって言ったんですよ?

       ―END―


私がお友達になりたいと?


いやいやいや…何かの間違いなんじゃないですか?


私は男子とはあまり喋らないのに。


お友達になりたいなんて言うわけがない。

『なんで…?私はこんなの知らない…。』

私はとりあえず電源を切り、眠りについた。


少しの恐怖を感じながら。








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