JUMP短編

□森の中の鈴木さん
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侑「ねえ、森の隈さんって知ってるでしょ?」


涼「一番初めから漢字間違いすんなw」


侑「・・・知ってるでしょ?」


涼「知ってます。存じ上げてます。だからその振り上げてる椅子を下ろしてお座りください。」


龍「あれだよね?も〜りのお〜く、熊のおや〜こ、こ〜とりのうた〜♪ってやつ。」

裕「それ某有名な小さい子向けの番組でかかってたやつじゃんww」


圭「ああ、あのあからさまにしりとりになってた歌か〜。」


侑「それじゃなくてさ、…どんなのだったっけ…まあいいや、とにかくさ、その森の熊さんいるじゃん?」


慧「いいのかよww」


侑「でさ?その森の熊さんの正体…皆知ってる?」


光「森の熊さんに正体もクソもあるかw」

侑「あるから言ってんだよ野郎め。」


光「すいませんでした(泣)」


大「森の熊さんは熊さんじゃないの?」


侑「それが、違うんだって。」


宏「じゃあ正体は…?」


侑「森の熊さんの正体って、実は…





あの森の中の鈴木さんなんだって。」


涼「きたかすwずwきww」


龍「ほえー鈴木さんだったんだー。…で、鈴木さんって誰。」


大「知らないのかよww」


龍「じゃあ大ちゃんは知ってるのかよ。」

大「知らん。」


侑「鈴木さんって言うのは、この近くの川でたま〜に子供に苛められてる可哀想な人だよ。」


慧「某有名昔話の亀の立場だなww」


侑「胡瓜が好きなんだって〜。」


光「きたww河童ww」


侑「そんで、海の中に住んでるらしいよー?」


雄「森の熊さんがそんなとこに住んでるってww話的にちげーよww」


涼「ねえ、今その人何してるの?」


侑「ホームレス。」


涼「・・・・はえ?∀」


侑「水中のホームレス。」


雄「水中にいるホームレスとかww見てみたいわww」


侑「…いや、でも…あれホームレスっていうのかな?」


裕「なになに?」


侑「鈴木さん、今さ、水中の砂に足が埋まって抜けない状態なんだよね。」


光「それ完全におさらばじゃんww」


圭「てゆーかホームレスじゃないじゃんww死ぬ前の人じゃんww」


大「あっという間に天国逝きじゃんww」

侑「まあ助けなくても大丈夫だけど。」


龍「なんで?」


侑「河童だから。」


慧「まさかの衝撃的告白ww」








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