family
□学校
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は「うん^^ねえ、一緒にお昼食べようよ!」
『うん!』
私達は購買でパンを買って屋上に行った。
聞いたところによると、はるかは購買にパンを買いに来たら私が困ってるとこを目撃したらしく、助けてくれたらしい。
やっぱり優しい人だっ♪
私達はフェンスの前にあるベンチに座り、パンを食べ始めた。
は「あいりってさ、兄弟で暮らしてんでしょ?大変じゃない?」
『大変だけど…楽しいからそうは思わないかなあ?皆面白いから♪』
そんなの思ったことないなあ…。
は「そっかあ…。涼介君達とも同じクラスで良かったね♪あいりはなんか友達を作るのが苦手そうだもん(笑)」
う…当たりです…(泣)
『まったく苦手〜…(泣)』
は「だからよくクラスで涼介君達と仲良くしてるんだね(笑)うざったいくらいww」
…今なんかちょっとだけ怖かった…私の気のせい…?
少し、声が低くなった…。
気のせい…だよね?
『あ…あはは…(笑)唯一涼介達だけがお喋り相手だからさ…(笑)』
は「まあ仕方ないかww」
『うん(笑)』
そんな会話と食事を終えて私達は教室に戻った。
屋上から出るとき、密かにはるかが舌打ちをしてたなんて私は知らなかった。
教室に戻るなり、あずさに事情を聞かれたけど、そのまんま話した。
屋上でちょっと怖いと思ったのは省いて。
私の勘違いだと思うから。
そのときは、まんまとはるかの手のひらで踊らされていたのに私は気づかなかった。
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