family
□学校
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中に入って席につく。
涼介達はまだ来ていない。まだあの集団がいるのかな?
はやく来ないとチャイムが…(笑)
あ「あいり〜おはよっす!」
『あ、おはよ、あずさ^^』
あ「遅刻するとこだったわww」
『頑張ったね(笑)』
あずさは私の後ろの席。
涼介達が来ないと周りが寂しいよ〜。
涼「あ〜、疲れた。」
侑「あれだけで1日の半分が疲れる。」
裕「もう今なら死ねる…。」
やっと来たあっ!!
これで寂しくなくなる♪
侑「あいり〜先に行かなくても良いじゃんか〜!」
『あはは…ごめんね…(笑)』
裕「寂しかったんだよ〜!!」
『えへへ…(笑)』
すいませんでした←
涼「まったく…怪我は?」
『してないよ?』
あ「膝を擦りむいてまっせ〜。」
『あ、ちょ…!あずさ!』
なんで言っちゃうの〜!
せっかく心配かけないようにと言わないようにしてたのに…。
てゆーかいつから気づいてたの…?
あずさの洞察力は恐るべし←
侑「怪我してんじゃん!」
涼「絆創膏はりましょうねー。」
裕「はい、絆創膏!張るよ!」
『すいません…はい…。』
結局絆創膏は貼られちゃいました。
そのあと、三人とも席に座った。
でもどこからかなんか視線が送られてる気が…。
気のせいかな?
なんか黒い視線を感じるんですが…(汗)
まあ私の…気のせい、だよね?
?「…ちっ。」
私はこの時、まだ知らなかった。
教室の隅である人に睨まれながら舌打ちされてたことを。
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