JUMP短編

□ギャグ漫画日和
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慧「あ、ホントだ、間違ってる。」


裕「間違いすぎです!」


慧「はっはっは!やっちゃったゼ☆」


裕「かっこよく言わないでください。気に入ったんですかーその言い方。」


慧「気に入ったんだゼ☆取っちゃヤダゼ☆」


裕「取りませんよそんな喋り方!それにもっとあるんですよ誤植!」


慧「えー、まだあるのー?どの辺なんだゼ☆」


裕「どの辺なんだゼ☆!?そんな無理に言わなくても…。最後ですよ!!最後のページ!ヤマトが“俺の新しい技を見せてやる!”っていう超ドッキドキのシーンですよ!」

慧「どれどれ?」


『俺の新しい脇を見せてやる!』


慧「あ、ホントだ。やっちゃったゼ☆」


裕「何ですか、新しい脇って!」


慧「ごーめん!彼女のことで頭がいっぱいでつい〜。」


裕「しかも、もっと酷い誤植が最後のコマにあるんですよ!ヤマトが炎の剣を構えて“うおーっ!!”って突っ込むところですよ!!」


慧「えー、そんなセリフ間違えないと思うけどー。」


裕「間違えてるんですよ!」


『まそっぷ』


裕「なんすかまそっぷって!もう意味わかんないし!しかもこのコマについてる煽り文句、なんすかコレ!?」


“彼女ができました〜”


裕「何自慢してんすか!」


慧「あ、やっちゃったゼ☆」


裕「やっちゃったゼ☆じゃないでしょ!煽りっつーか、これ自慢したくてつい言っちゃっただけでしょ!」


慧「言っちゃったゼ☆」


裕「でたコレ言っちゃったゼ☆!あーもう、何かもうやってられないんだぜ!!」


慧「ごめんねだゼ☆(キラーン」









endー
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