family

□そんな…
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あれから時間が経ち、今は夜。


宏太にいも帰ってきて、私達はさっそく晩御飯。


恒例のいただきますをして、皆食べ始めた。


ギャーギャーと騒ぐ中、私だけが静かでいた。


とても気になって仕方が無い。


あれはなんだったんだろう…?


どうしてあんなことになったんだろう?


ただボーッとしつつもご飯を少しずつ進めながら考えていた。


慧「あー!今日鯖の味噌煮じゃん!宏太ー、もっと早く言ってよね!」


宏「うるさいハゲチャビン。」


光「ハゲチャビンww慧はハゲチャビンww」


慧「うるさい馬鹿る。」


光「はー?光ですけどー!」


裕「騒がしい…w」


こんなにも騒がしいのにまったく耳に入ってこない。


言うならば、ただ一人でご飯を食べてる、みたいな感じ。


私は食欲がなくなり、一人立ち上がった。


皆は一気に静かになり、びっくりした目でこちらを見た。


宏「あいり?どうした?」


特に理由もないけど食べる気がしない。


『ちょっと食欲なくてさ。ごめんね、残しちゃうけどごちそうさま。』


一応、残すのは悪いから謝った。


宏「いや…いいけど…どうした?体調でも悪いのか?」


『ううん、そんなことないよ?ただちょっと今は食べる気がしないだけ。ごめんね、ホント。』


宏「う、うん…そっか。まぁ無理して食べなくていいよ。大丈夫だからさ。」


『うん…ありがと。』


私はリビングを出て部屋に向かった。


もう今日は寝よう。


そして明日は…嫌いだけど一応行こうかな。


ある場所へ。

















私は部屋に入ったあと、ベッドに倒れこみ、そのまま寝た。




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