JUMP短編

□ギャグマンガ日和 目安箱ブルース
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慧「ほら、5代将軍の生類憐れみの令…ああいうインパクトのある政治を行いたいんだよ有岡君。そうすれば後の人に名前を覚えていてもらえるからな。」


大「その5代将軍て誰だか覚えてます?」


(答え:綱吉)


慧「えっ…あ…えっと…ひろし!」


大「ひ、ひろし?誰ですかそれは…。」


慧「生島ヒロシ。」


大「なんで生島なんだよ!?せめて徳川で答えろよ!」


慧「徳川ヒロシ。」


大「ヒロシじゃねーよ!ヒロシにこだわんなよ!」


慧「さて、いいオチついたところで話をもどすけど…。」


大「ついてねーよ。」


慧「有岡君、何かいいアイデアないかな…。」


大「目安箱を置いてみてはどうでしょう。」


慧「目ヤニ箱?箱に“目ヤニが不足しています。徳川幕府 入れてね”って?い、イヤな箱だな…。そんな政治でいいのか…?」


大「ちっ違いますよアホ慧…慧様!“目安箱”ですよ!」


慧「あ…アホ慧って言った?今…。がーん。」


大「目安箱で町の人達の意見を集めるんです。」


慧「なるほど。市民の意見を政治にとり入れるのはいいな。(アホ慧って言ったな 今…)さっそく目安箱を作ってみよう。」


《翌日》


大「まったく…またアホ慧に呼び出された…。いやだな〜あの人アホっぽいから苦手なんだ…。」


慧「あっ!おーい有岡君!これ見てこれ!」←犬小屋作りやがった


大「あんたアホだろ。」








慧「あ〜イライラするぅ〜誰か早く手紙入れろよ!なにやってんだ!かたっぱしからたたっ斬るぞ!」


大「や、やめてください…。」


慧「いいや斬る!もうガマンならん!キ〜ッ!興奮してきた!」


大「興奮してきたの!?とにかく明日まで待ちましょう慧様!」


《翌日》


慧「丸一日待ったんだ。きっとゴッソり入ってるぞ!目安箱はちきれてたりしてな!」


大「そんなまさか…。」


慧「君みたいに!」


大「私ははちきれた事ありません!!」


慧「このはちきれ奉行が!」


大「だっ黙れ!」


慧「どうれどれ何通入ってるかな〜。」←犬小屋に頭突っ込む人


大「(何だこの格好)」


慧「・・・・市民の…」←犬小屋に頭突っ込んだまま立ち上がる人


慧「市民のアホー!!」←そのまま走り去る人


大「け…慧様!?ゼロ通だったんですか!?」



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