JUMP短編2

□おかシいネ
1ページ/2ページ



ある部屋に


男性10人がいた。


男性10人は馬鹿で脳無しだ。


だけど生きている。


おかしいんじゃないのか。


脳無しは生きていては単なる邪魔でしかない。


じゃあどうする。


さぁ


消そうか。


消すのに簡単なのはつまらない。


もっと面白く、最高に消したい。


だから男性10人に暗号をさせた。


あいつらを苦しめて消す暗号を。


今解いてるから見てみるといい。


無様な姿がそこにある。


宏「はぁ…?」


涼「意味わかんね。なんだよイキナリさ。」


光「なんか落ちてきたと思ったら暗号を解け、だもんな。」


裕「でも楽しそうじゃん!やってみよ!」


龍「裕翔くん、こういうの好きだもんね〜。」



あぁ…今から始めるみたいだ。


しっかり見てた方がいい。


彼らにはとっておきの暗号だからな。


侑「なんて書いてあるの?」


大「えーっと…


おかシいネ。君達全員おかシいネ。
役無し君達無生。
おかぬいシのこしいぬいネのこし。
カカナタ合足。
解明キタラシをアゲよう。


って書いてある…。」


雄「全くわかんねぇ。」


圭「伊野ちゃんは分からないの?」


慧「・・・・」


圭「伊野ちゃん?伊野ちゃん…震えてる?」


あーあ…コイツにはバレた。


でも、全員が分からないとエンターテイメントはまだまだ。


宏「おい…伊野尾、大丈夫か?」


慧「…っ、皆は分からないの…?」


侑「何が?」


光「まぁまぁそれよりさ、これ解こうぜ?」


裕「だねー。」


慧「ダメだ!」


…邪魔するのかな。


涼「びっくりしたーいきなりなんなのさ。」


大「なんでダメなの?」


慧「いいから!解いちゃダメだ!」


龍「なんで?」


慧「な、なんでも…っ! とにかく解くな!」


圭「良いじゃん別にさ。」


雄「なんか変だぞ?なにかあったのか?」


慧「あ…えっと…。」


龍「?変な伊野ちゃん。」


また解きはじめた。




早く


早く解いて。


早く解けよ。


大「あーダメだ、全くわかんない。」


だから脳無しなんだ。


宏「うーん…おかシいネ…?なんでカタカナで書いてるのがあるんだ?」


慧「……っ…。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ