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□夢
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ここ…どこだろう…?
来たことも見たこともない知らない場所。
そんな場所に私は平然と立っていた。
恐ろしくも、焦りなんて一つもなかった。
知らない場所のはずなのになぜか知っているような気がした。
「ーーーー!」
誰かいないかと叫んで見るけど、なぜか声が出ない。
これには焦った私は何度も挑戦した。
だけど、まったく声が出ない。
そうこうしているうちに足が勝手に動き出した。
もちろん、私の意思で動かしたのではない。
足だけが生きてるように動き出した。
私はその足に行く先をまかせた。
しばらくして着いたのは…
私の家…?
そこから家に上がってリビングに。
リビングのドアを開けて私はびっくりした。
リビングでは
宏太にいたちが笑いながら話していた。
その中に、私までもがいた。
宏「あいつさー絶対バカだよなー(笑)」
大「ホント。前から思ってたんだけどさ〜あいつ、ただの足手まといやだけじゃね?マジ邪魔くさいんだけど。」
雄「前から言ってるよね、それww」
…そういえば…前の夢の中でもこうだったはず…。
だからきっと…ここも夢の中のはず。
そう信じたい…けど
慧「大体さ、あいつ、人の迷惑になることしかしてなくね?」
龍「ははっw言えてる言えてるww」
なんで…なんでまたこんなの…。
もう嫌だ…皆を信じれなくなるなんて絶対に嫌だ…。
お願い皆…もうこれ以上言わないで…!
__ガバッ
『はぁ…っは…!』
良かった…夢で…。
でも、このまま寝るのは寂しくて寝れない。
だから私は枕を持ってベッドから立ち上がった。
そこから足を進めていき、大貴にいのベッドにきた。
大貴にいのとこにきたのはなんとなく←
ホントは慧にいが良かったけど…慧にいはなんだか…変態だから怖い←
大貴にいは変態じゃないから大丈夫!…変態じゃ…ない、はず←
私は大貴にいを揺らした。
『大貴にい〜…?』
大「・・・・。」
だよね、大貴にい起きないよね。
私は忘れちゃってましたよ。
大貴にいは起きないことを。
けど私は大貴にいが良い!!
『大貴にい…?』
負けじと揺らして揺らした。