空模様

□病室
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神谷「小野くん遅いよー。僕先に行くからね」
小野「そんなー。神谷さーんりまっ!」

それは一瞬のことだった。
会社の出口でもたもたしていた俺をおいて置いて先に帰ろうとして歩いていた神谷さんは事故にあった

【病室】
医者「今は眠っていますが命に別状はありません。念のため明日検査をしますのでよろしくお願いします」
小野「わかりました」
医者は病室を後にした
俺は強く神谷さんの手を握り明日の検査で異常が出ないことを祈った
よかった命に別状がなくてと俺は安心していた
あの時事故を目の前にしたときはもう駄目かと俺は思っていたのだ
神様ありがとうと心の中で思う
事故にあったのは夕方のことだったのでもう辺りは真っ暗になりよるを迎えていた
小野「神谷さん。また来ますね」
俺は神谷さんに別れを告げ家に帰った

取り敢えず会社には連絡をしたし神谷さんの家にも連絡をしたから大丈夫かな
俺と神谷さんの務めるのは同じ会社だ
神谷さんは俺の上司であってそして大事な人でもある
だから俺は事故があったとき慌ててしまいパニックを起こしてしまった。
ほとんど会社の人は帰宅時間だったから他の同期の奴らや上司の方がいろんなとこに電話をしてもらえたものだ。
だから会社に連絡したというよりかは会社はもう知っていたと言った方がただしいかな?神谷さんの御家族にも連絡したのは会社だしなー
俺ホント役に立たないなー
こんな時こそ頼れる男でいなきゃいけないのにな…
御免なさい…神谷さん…

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