秘密警察特殊部隊
□第四章〜日光と彼女の影
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「えーいや流石にそれは…」
「黙れ狐。んで、男性陣はそれを影から見守る、いいね?」
もうこうなったら止めることなどできない。
幹部から外されるということがどれだけ恐ろしいことか。
「と、いうことで、話おわり。詳しいことは紙に書いてあるから」
「はーい」
「了解です。」
それぞれ解散ということで散らばるが男性陣は女性人4人に言葉をかけるぐらい。
そんな中、桜は落ち込んでいた。
なんせ女性人の中で一番弱いのはどう見ても自分なのだ。
まず、五番隊の雅は自分になにかと敵意丸出しで強いし。
九番隊の琴波は一見おとなしいけどいざとなるととてつもない力。
十番隊の愁は…無理。優しいけど滅茶苦茶強い。
ということで、負けるのはどう考えても私以外ありえない。
ああああ、もう。
なんで総長はこういうことしたがるんだろうか。
そう桜は一人頭を抱える。
「大丈夫だよ、桜。」
昴はそんな桜をみてっふ、と笑い言った。
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