「青峰っちの手ぇ、暖かくて好きっス」



急に隣で黄瀬がんなことを言い出すもんだから思わず瞳孔が開いてしまったというのは永遠の内緒。
黄瀬はぎゅっと俺の右手を両手で包み込むよう握り締め頬を擦り寄せてくる。
何此の可愛い生き物、と思ったのも永遠の内緒。




9月になってもなかなか秋らしい気候にならずむし暑い日々が過ぎていたも軈て幾日過ぎて10月になる頃蒸し暑かった気候の反面肌寒い気温に変貌した。


気候負けして黄瀬は寒い寒いと唸っていたも束の間俺の右手を急に握り締めてきたと思いきや暖かいや云々、
そりゃよかったですねーっと。




今だ俺の手を握りしめる黄瀬が若干俺に上目遣いをしたと思った矢先黄瀬が何か話し出した、
また其も殺気のようなものを醸し出しそうな勢いで。




「本当、寒くなるならなるで報告がほしいってもんスよ、つかもう何か暑い日々が寒いより多いって何かやだ、とまれ地球温暖化すとっぷちきゅーおんだんか」




嗚呼、止まってくれ此の時間。
何可愛すぎんだろコイツ、此処が家だったら直ぐベットに転がして泣かしてやりてぇ位に可愛い。
SWKY(※さすが我らが黄瀬クンやるぅの略)



「黄瀬、」


「…?はい何スか?」


「帰ったら犯す」


「はああ?何いってんスか!じゃあ帰んねーっス!!ずっと此処にいるっス!」




顔を真っ赤に紅潮させてぶんぶんと首を左右に振る黄瀬をみて思わずかわいさから口がにやけた、
それを見逃さない黄瀬はこの人危険っスー…なーんてわあわあと叫んでやがる
が、無視だ無視、幻聴幻聴。




「ほらいくぞ」





騒ぐ黄瀬の襟元を強引に引っ張ると俺は無理無理と全力拒否する黄瀬を無視しながらに黄瀬を家につれていった、












次の日黄瀬が学校を休んだことから
何故か青峰のことをハンターやらプロやらマスターやら呼ばれるようになるのと共に変態達に監視される日常へと進化を遂げてしまった。





おわれ\(^^)/







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