夢小説

□はらいた
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「『あ、るちちゃん。おはよう』」
「おはよう…球磨川くんはもう進路決まった?」
「『うん!僕は安心院さんに永久就職するんだ!』」
「安心……は?」
「『僕の好きな人』」
「球磨川くん、こういうのって本当エブリ先生が言うべきなんだけど…」
「『うん。なに?』」
「私たち、もう受験生じゃない?安心院さんとやらと遊んでいる暇なんかないと思うよ」
「『…………確かにるちちゃんの言う通りだ。だけど忘れないで欲しい。』」
「…………」
「『僕たちには無限の可能性があるわけだ。それはもう七億通り以上に、だからそんなるちちゃんに一言』」
「…………」
「『進学することだけじゃ、就職することだけじゃ、他にも道はあるんだぜ?進路だけに』」
思いっきりボディーブローされた気分だ。


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