夢小説

□トリコ
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卯月、取り敢えずも進級できた俺は昼休みに球磨川と飯でも食おうと席を立った。
「球磨川ー飯食おうぜー」
ジャンプを逆さまに読んでいた、童顔が顔を上げる。
前の学校では生徒会長を任されていたみたいで授業をサボタージュしていたみたいだけれど、編入したこの学校ではきちんと受けてるみたいだ。
「『うん!頭使いすぎてお腹空いちゃったよ!』」
嘘つけ。
教室の自分の席に居ただけで授業中もしっかりジャンプを読んでいただろ。
先生の注意もそこそこに午前中はそれで全て通した。
「くしゅん!」
隣でちゃんとした弁当を食ってる男子生徒がくしゃみをした。
「『風邪?』」
「…うん、たぶん」
「『ふぅん、羨ましいね』」
僕なったことないから、と恐ろしいことを吐いて球磨川はコンビニのサンドイッチを口にした。
俺は他人事だとコンビニ産のおにぎりを口に放り込んだ。
「『保健室に僕とるいちゃんが薬貰ってくるよ』」
「…え?いいよ悪いし」
「『僕が行きたいんだ』」
また始まった。
向かい合わせの球磨川に極力バレないように俺はそそくさと椅子を引いた。
「『るいちゃん、どこ行くの?』」
「トイレ」
「『帰ってきたら一緒に保健室に行こうよ』」
「嫌だね」
「『病人を放っておくなんてるいちゃんは本当に酷い奴だね』」
「…………」
ここは大人しく、素直に頷いた。
ガラッ
「『失礼しまーす♪』」
はああああ。
ため息しか出ない。
「『先生いないみたいだよ』」
「まあいないのは当然だろ保健室は基本的に赤が管理してるから」
「『赤?』」
「赤青黄、保健委員長だ」
「『へぇ、それは一度会ってみたいな』」
「とりあえず早く風邪薬持っていって渡してやれよ」
ガサガサと八つ当たりから救急箱を乱暴に荒らして風邪薬を球磨川に投げる。
「『ふふふ、本当るいちゃんって素直ないい子だね』」
「知ってたってどうせ無理やり連れてくんだろーが」
「『ちゃんとるいちゃんにもメリットがあるんだから』」
「…俺はどっちかって言うと有形物の方が嬉しいねぇ」
それからは球磨川の言いなり。
一応行っておくが俺は決して受けじゃない。
球磨川に「肉体的力」を「なかったこと」にされてるから。
「はぁっん……いて…ぇよ、バカ」
「『ごめんごめん、るいちゃんの歪んだ顔が見たくて』」
ローションで濡らさず、いきなりブツを突っ込んでくる。
あまりの痛みにケツが切れてるんじゃないかと思った。
「『あ、血が出てきた』」
「はぁ…?…ふざけん…なあっ」
ずぼっといきなり抜かれてドロッとした液体がベッドを汚す。
「ナニやってんだよ…ひぃあ!」
ケツを生暖かい舌で舐められ身体がビクンと大きく跳ねる。
「『るいちゃんの血、美味しいね』」
「は…?…い、からやめろって」
ペロペロとケツを攻められてむくむくと立ち上がる俺のブツ。
チュクチュクビチャビチャと厭らしい水音が保健室に響いて頭が白くなる。
「はっ……おかしくなる…」
「『なっていいよ。狂ったるいちゃんも好きだから』」
「あっ…あっ、」
「『出そう?出してもいいよ』」
クチュ、と生暖かい舌がナカに入ってきた。
無意識に腰を揺らすとごろんとあお向けにされブツを加えられた。
「あっ、やめっ……うあっ…………はぁ、はぁ」
「『あー美味しかった』」
俺の白濁を全て飲み込んで満足げに自身の唇を舐めた。
俺は快感の余韻と尻の痛みに襲われていると指に軟膏を付けた球磨川がベッドに腰を下ろした。
「『ごめんね、痔になったら僕が責任持って軟膏塗るよ』」
クチュ、とケツに軟膏を塗る。
まだ敏感な熱い尻に球磨川の冷たくて、細長い指が侵入した。
「あっ、自分で塗る、から、」
「『駄目だよ。僕がちゃんとピンポイントで塗ってあげるから』」
ぐちゅぐちゅちゅくちゅく
くちゅくちゅぬちゃぬちゃ
「ああ゙っもうゆるじてっ」
痛みが快感に変わる。
ちゅるちゅるぬりゅぬりゅ
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
本当に狂いそうだ。
「あああ゙っでちゃうっでるっ」
「『厭らしい子だね。そんなるいちゃんにはお仕置きしなくちゃ』」
ずぼっと指を引き抜いて今度は三本を一気に突っ込む。
「あ゙あ゙あ゙あ゙っ!きもぢい゙っ」
俺がなんでこんなことする球磨川とつるむか分かるか?
俺は奴に虜にされたからだよ。


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