七色の英雄
□序章〜全ての始まり〜
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昔々……
ニンテンドーワールドが誕生しましました。
ニンテンドーワールドを創ったのは、二人の神様でした。
一人は、命や物を創るー創造神。
もう一人は、世界の不要なものを排除するー破壊神。
世界のバランスはこの二人の神によって保たれていました。
毎日のように、世界を眺めていた神々は、…
ある日、フッと思いました。
『何で、人は傷付け合うんだ?』
創造神は破壊神に聞きました。
『何で、欲望の為に死んでいくんだ?』
悲しみ、悔しみ、怒り…
負の感情が、創造神の心を壊していきました。
とうとう、負の感情の限界が来たとき、創造神は自分の最後の光を使って、七人の少年をこの世界に招きました。
力を守護する嵐。
友情を守護する雨。
勇気を守護する晴。
自然を守護する雷。
冷静を守護する雲。
心を守護する霧。
そして…
光を守護する大空。
彼らがこの世界に来たとき…運命という、歯車は少しずつ動き始める。
→アトガキ