贈呈置場
□幕恋スイッチ
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【大久保利通の場合】
お父さん〇イッチ
お爺ちゃんも可♪
大久保さんも可♪
大久保さんスイッチ“あ”
「頭が悪いなら口を開くな！」
大久保さんスイッチ“い”
「今言った筈だが？何度もいわせるな、鳥頭が…」
…大久保さんスイッチ…“う”
「五月蝿い！私に指図するな小娘！」
……大久保さんスイッチ“え”
「偉くなったものだな…彩音？」
大久保さんスイッチ……“お”
「…………大久保さん？なんでそんなに偉そうなんですか？」
「彩音…まだ私のセリフが残ってるだろう？」
「そーくると思って、ちゃーんと“お”で始めてますが？薩摩の頭脳と言われる大久保さん…気付いてなかったんですか？」
「……誰に物を言ってる、彩音？」
「私の前には大久保さんしかいないですよね？なのに誰に言ってるのか解んないんですか？私独り言ってるんですか？」
「………」
「ほんに彩音さぁは…もじょか顔して…あそこまで大久保さぁに反論とは……」
２人を遠巻きに見る西郷と半次郎は、巻き込まれない距離を保ちつつ静かに見ているのでした。
(了)