妖狐×僕SS

□Trick or Treat
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『トリックオアトリートー!!』


勢いよくラウンジの扉を開ける。
この時間ならみんなここに揃ってるのを承知で。

もちろんちよちゃんとカルタも一緒に仮装☆

だって今日はハロウィーン!

「メニアァァァァァァック!!ハロウィン衣装に仮装した3人メニアックー!ハァハァ///」

「ちょ・・///離せっ」

「…トリックオアトリート。」

『トリックオアトリートー!』


「おー今日ハロウィーンかー。仮装してんのー?いいじゃない」

『へっへーん。ハロウィーンは仮装しないとね!』

「ふんっ。僕は無理やり付き合わされただけだ。しかし郷に入れば郷に従えというからな。というわけで御狐神くん、トリックオアトリーt」

「いたずら希望で^^」

ぇ…;;;


「みんな可愛いわよ///」

「おい、とりあえず鼻血拭けって・・・」

「何よ豆狸。あんたもカルタちゃん見て顔赤くしてんじゃない。ムッツリね!」


今日もここ、妖館は騒がしいです。

「みやた〜ん☆」

『あ、!残夏♪どうどう?可愛い^^?』

なんてマントを広げておどけてみせる。

「うんうん☆可愛い〜☆」

と得意の三日月笑顔。

本当にそう思ってるのかな・・・;

「あ、みやたんひど〜い。本当に可愛いって思ってるよ」

なんて耳元でいつもより低い声でささやく。
確信犯だ///
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