妖狐×僕SS
□Trick or Treat
1ページ/4ページ
『トリックオアトリートー!!』
勢いよくラウンジの扉を開ける。
この時間ならみんなここに揃ってるのを承知で。
もちろんちよちゃんとカルタも一緒に仮装☆
だって今日はハロウィーン!
「メニアァァァァァァック!!ハロウィン衣装に仮装した3人メニアックー!ハァハァ///」
「ちょ・・///離せっ」
「…トリックオアトリート。」
『トリックオアトリートー!』
「おー今日ハロウィーンかー。仮装してんのー?いいじゃない」
『へっへーん。ハロウィーンは仮装しないとね!』
「ふんっ。僕は無理やり付き合わされただけだ。しかし郷に入れば郷に従えというからな。というわけで御狐神くん、トリックオアトリーt」
「いたずら希望で^^」
ぇ…;;;
「みんな可愛いわよ///」
「おい、とりあえず鼻血拭けって・・・」
「何よ豆狸。あんたもカルタちゃん見て顔赤くしてんじゃない。ムッツリね!」
今日もここ、妖館は騒がしいです。
「みやた〜ん☆」
『あ、!残夏♪どうどう?可愛い^^?』
なんてマントを広げておどけてみせる。
「うんうん☆可愛い〜☆」
と得意の三日月笑顔。
本当にそう思ってるのかな・・・;
「あ、みやたんひど〜い。本当に可愛いって思ってるよ」
なんて耳元でいつもより低い声でささやく。
確信犯だ///