●短編小説 vol.3●

□好きって言わせたいシリーズ
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菜々『ねぇっ?』

渋谷『ん〜?』

他ごとをしながらこっちを見ないで応える彼…

菜々『あの〜!!』

わざと大きめの声で呼びかけると…

渋谷『ははっなにって〜』

可愛い笑顔でやっとこっちを見てくれた

菜々『…私のこと…どう思ってる??』

突拍子もない私の質問に少しにやけながら応える

渋谷『えぇ〜なんや急に〜?なに〜?』

菜々『どう思ってるの?』



照れ臭そうに笑って

渋谷『どうって!ははっ
どうってなに?』



菜々『どうって…
だから、私のこと好き??』



渋谷『ふっ』

にやけながら鼻で笑ってしまう彼


菜々『嫌い??』


渋谷『いや!嫌いちゃうよ〜』


菜々『じゃあ好き?』


渋谷『えぇー?ははっ
もぉ〜なんやねんこれ〜』


菜々『好き?』


渋谷『ん〜っ
もぉ〜知ってるやろ〜?』


菜々『ちゃんと聞きたいの〜』


渋谷『なんやそれぇ〜』




菜々『好きですか!?』



渋谷『ん〜だから〜もぉ〜好きですよ!』


菜々『ちゃんと言って?』



渋谷『欲しがるな〜』


菜々『うん』



彼は照れながらこっちを見て…


渋谷『だからぁ…

菜々のこと好きやで…?

ってもぉ〜なにこれ〜』


最後まで照れ臭そうにする渋谷すばるでした♡

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