●短編小説 vol.3●

□好きって言わせたいシリーズ
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村上『ちぃ!こっち!』


菜々『あのさ…』


村上『ん?なに?
…っあ!ちぃ!
よう来たなぁーお前かしこいやん!』


優しく笑いながらちぃちゃんを褒める彼…


こんな時になんですが…


菜々『あのっ私のこと好き?』


村上『はい?なんやって?』


眉を寄せて、疑わしい顔で見る…




菜々『私のこと好き…?ですか…?』


村上『好きやで!』


即答…


菜々『あの〜どこが…』


村上『なんでそんなん言わなあかんねん!』


あ…怖い顔する〜
もう!!ヤケクソだ!


菜々『聞きたいから!』


村上『言わんでも好きや言うてるんやからわかるやろ?』


菜々『どこが好きか聞きたいの!』


村上『だからっそんなん言わんでもわかるやん!!』


菜々『………』


…完敗だ……これ以上は……

…本当に怒られそうで…聞けない……



……


村上『もぉ…なんやねんっ
そんな顔せんでもええって!

どこって…全部や!』


……!!


菜々『あ…ありがとう…

あの…最後に…』


村上『はぁ!?まだあんのか?』


菜々『私のこと…』


村上『好きやで!!』




それは即答な村上信五でした♡

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