●短編小説 vol.3●
□好きって言わせたいシリーズ
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菜々『ねぇ？』
大倉『ん〜？なに〜？』
菜々『私のこと好き…？』
大倉『ん〜？なんでぇ？』
菜々『好きかな？って気になって…』
大倉『…菜々は俺のなに？』
菜々『…彼女』
大倉『そうやろ？じゃあ聞かんでもわかるやん。』
菜々『………』
大倉『言葉で好きって言うのは簡単や。
…でもそんなんほんまに好きかどうかわからへん！
こうやって一緒にいて、態度とか行動で好きかどうか判断するのが一番わかりやすいやん！』
菜々『は……はぁ…』
大倉『だからもう聞かんといて！』
菜々『…は…はい……』
………
……………
これは………
ラジオ好っきゃねん時代のリスナーに厳しい大倉忠義……
的確なことを…冷静に…淡々と話す……
……
これは…
……最後に……完敗………。
………………
……
大倉『…菜々？』
菜々『…はい』
大倉『…俺と一緒にいて不安になったってこと……？』
菜々『いや…』
……好きって言わせたいシリーズで……
なんて言えない…
菜々『…まぁ……』
大倉『…そっか…ごめんな…
これからは不安にさせへんから…
俺…菜々のこと
ちゃんと大好きやで…』
………
……
…………
人に厳しくも優しい大倉忠義でした♡
※※※※
最後に…
このシリーズは完全に作者のかたよったイメージなので悪しからず♡