●短編小説 vol.1●

□ローリング・コースター
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僕には最近…

めっちゃ好きな人がいます…

って言っても片思い真っ最中なんやけど…



その子の名前は菜緒ちゃん、名前まで可愛いやろ??


あーあかん…考えるだけでにやけるわー。


菜緒ちゃんとは2年前に共通の友達を通じて知り合ってから最近よく2人でも遊ぶようになったんやけど…



…………


菜緒『丸ちゃーん!!なんか久しぶりじゃないー?』

丸山『おっす。久しぶりーって先週メシ行ったやーん』

菜緒『そうだったっけ??んー?』

丸山『もぉー俺そんな記憶残らへんのー?』

菜緒『ははっごめん!丸ちゃん!あぁーお腹すいちゃった!今日どこ行く??』


……


そう菜緒ちゃんはまるっきり俺のことなんか気にしてない様子というかー

この振る舞い完全に男友達やろー?


丸山『今日なー良い店知ってんねん。そこでいい?』


菜緒『うん!!お腹いっぱい食べれたらどこでもいいよーっ』


丸山『また出た!!座右の銘なんやったっけ?』

菜緒『気が済むまで食べるーー!!』


と可愛く笑う菜緒ちゃん!
食べたもんどこ行くん?って言うぐらい細いのにめっちゃ食べるしこういう事平気で言うねんなー…

全然イメージとちゃうよ?

そんなぶりっ子とかしない自然体な所とかほんま好きやねんなー…


それで今日はな…

共通の友達にも色々聞いて菜緒ちゃんの好きそうな店選んでん…


気にいってくれるかなー……
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