愛された結果
□-*過去拍手集*-
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嫌い。お前何かだいっキライ。
そう心の中で口にする。
恋人であるはずの俺よりも、
ついこないだ逢った女に甘い言葉を口にするお前が、
俺はだいっキライ。
お前の隣りに居るのは俺なのに、
俺ではない他の子を見るお前が、
俺はだいだいだいっキライ。
キライなはずなのに、
それでも隣りから離れない俺が、
俺は嫌い。
誰にでも口にするその甘い言葉に、
ドクンッ、ドクンッ、…と高鳴る心臓が、
俺は嫌になる。
「好き…好きだ、愛してる…」
俺をソファに押し倒し、
耳元で囁くお前。
俺に触れるその手はイヤらしく、
俺を見つめるその眼は欲情している。
ああ…、気持ち悪い。
お前はキライ。だいっキライだ。
キライ、キライ。
キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ、キライ……。
「はっ…なぁ、お前は?」
その言葉に、
俺は………
「…好き、だよ」
本当の事を言えない俺が、
俺は一番だいっ嫌い。
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失恋系しか浮かばない;;
何故だろう…(´・ω・`)
別に失恋したってワケではないのだが(笑)