神に愛される
□その一時を楽しめれば俺は満足
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えっと…
何?この状況…;;
キラキラ光るお日様の下、俺は鯨の形の船に乗ってます。
もっと詳しく言っちゃうと、着ぐるみパジャマを着た俺の目の前には
海賊のアニメに出て来る“白髭”さんがグラグラ笑ってます。
で、その近くに“不死鳥マルコ”さんと“火拳のエース”君。
周りは知らない間に集まった船員さん達。
何でこうなったかって?
それは俺がドアを開けたところに遡る……
俺がドアを開けた時、タイミング良く海兵に追われていたエース君に当たっちゃったんだよ。
で、鼻(つか顔面?)を赤くしたエース君に睨まれたけど、海兵に追われている事を思いだしたエース君に腕を引かれ、
何故か一緒に逃げる事になりました。
嫌、良いんだよ?
好きなキャラだし。
このまま一緒に居れば白髭海賊団に会えるかもしれなかったし。
で、海兵を撒いた後エース君と別れ、ぶらぶらしてたら…
あのくそったれの所為で俺は何処かに移動させられた訳だよ。
でね。これは慣れっこだから別に良いんだよ?
でもね、痛いんだよ。
おもっきし腰打ったから。
痛さに耐えてたら急に影が出来て、見上げたの。
そしたらね、腕を組んで睨む不死鳥さんと眼があったの。
この肌にくるヤツは覇気って言うのかな?
で、上に繋がるんだよ。
慣れって怖いね。
白髭海賊団の中で俺、
着ぐるみパジャマの帽子被ってるよ。
キモイよね。ウサ耳だから余計キモイよね…。
でも俺、大勢に囲まれるの嫌いだからさ。
いろんな意味で。
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