K-LAST Queen-


□#3 前略:拾われました。
1ページ/2ページ


目覚めるとそこは知らない部屋だった。
何かよくあるシチュエーションだなーとか思ったのは置いといて。


ココどこ?

すると突然扉が開いた。
驚いた顔で扉の方を見ると草薙さんが立っていた。

出「おはようさん。て、もう昼やけどな。」
『ココは…?』

出「あー、俺の店の2階や。」

『…え、何で?』

出「大変やったんやでー、まだ話さなアカンことあったのに、青服見た瞬間走っていくから。」

『…………。』

出「急いで追いかけたら路地裏で倒れとるし…」

『…何となく把握した。で、話って一体?』
私は起き上がりながら尋ねた。

出「いや、君には悪いと思たんやけど、ちょっと調べさせてもろたわ。」

『…………。』

出「青服…セプター4に軟禁されとったらしいな。」
『……えぇ。』

出「まぁ、暗い話は置いといて、逃げて来たって事は行くあてないんやろ?」

『必然的にそうなるけど…』

出「そんなら、うちに居らへん?」

『…え?』

出「歓迎するで、色和ちゃん」

それが私の…霧島色和のクイーンとしての人生の始まり。





未来の赤のクラン、吠舞羅に拾われました。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ