銀魂
□みるく色
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最近、銀さんの変態発言が多くて
困ってます。誰か助けてください。
By志村 新八
ーある日ー
少し涼しい秋の夕暮れ
僕は銀さんが仕事から帰ってくるのを
夕飯を作りながら待っていた。
まあ夕飯と言っても
厳しい家計のせいで野菜炒めのみだけど。
ガラッ
「うーす」
「あ、銀さんお帰りなさい」
「あー疲れたー」
「お疲れ様です。お風呂沸いてますよ」
「おーありがとなぱっつぁん。いやーもう今日は最悪だったぜ…」
「たしか西郷さんのお店の改装手伝いでしたっけ」
「ああ。まあ手伝いはどうってことないんだが、お礼ーとかいって頬擦りだあなんだあ…おえ、思い出しただけで吐き気が…」
「あはは…それは災難でしたね」
「可愛いネーチャンにされんのは万々歳なんだけどなー。男臭いのなんの…」
「それはお疲れ様ですね」
するといきなり僕に近づいてくる
銀さん。
「ぇっ…」
むに
ええええええ!?
不意に銀さんが僕の頬に鼻先をあてた
「な、なにしてんですかっ!!」
「新八は男だけど臭くねーな。なんつーか、甘い香りだわ」
「はああっ!?ちょっ、離れて下さい」
「ぱっつぁん怒ったー♪」
「もう…とっとと風呂入れ!!」
「はいはい」
なに考えてんだあの人は…
つづく