不協和音の調べと絶望の声

□消失
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君が居なくなって

僕は孤独



心を蝕む闇

伸ばした腕は空気を切って

君は遠くで手を振った
心に産まれた

醜い歪み

虚空は僕を飲込んで


漏れる嗚咽

苦しくて 痛くて
もがいて 足掻いて

それでも君は居ない

戻れない事など


始めから


解っていた


届かぬ事など


知っていた


僕の世界 君の世界
混り合う事など
無かったのだから


あぁ、僕が崩れる
あぁ、僕が壊れる

世界が死んでしまう


君を想って
君を欲して
君が破滅へ導いた


それでも、それでも



君を求めてしまう

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