《小説》総本・番外編
□1,000hit記念! 総本メンバートーク
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放課後の総生徒会本部にて
「美紅先輩、理事会?の方から質問書が来てるんですけど………………」
書類にサインしている会長に話しかける会計の泉。
「そう。ぢゃ破って捨てて!」
……わぁお。即答……
「おい。内容ぐらい確認しろよ……。これ理事長印押してあるから提出しねぇと後が面倒だぜ」
「新聞部がわざわざ理事通してきたみたいですよ。たぶん直接こっちに出してもダメだと思ったんでしょうね(笑)」
書類に目を通した副会長鷹真と書記の葉月がそれぞれ感想?を口にする。
「それに校内新聞に載ると思うので、答えてあげた方がいいと思いますよ」
総本の決定権を持つ美紅がため息をつきながら、やっと顔を上げ、ペンを置く。
「…わかった……葉月お茶準備して。鷹真、泉お茶しながら質問に答えるわよ。っていうか、いつもなら一番にめんどくさがる鷹真が乗り気なわけ?」
ソファーに腰掛けた鷹真を睨みながらも、自分もソファーに移動する。
ちなみに葉月と泉はこの部屋に備え付けてあるキッチンで準備に取りかかっていた。
「ん?気が向いたから。まぁ、強いて言えば質問内容に興味持ったから」
「ふぅん……訳わからん」
→next質問コーナー(笑)