POEM

□massage
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あなた今何見てるの
どうしてそんな遠い目で窓見てるの

真夜中の部屋で
画面の青白い光が自分の瞳に映るのを 見つめてるのよ
電光に照らされた真っ暗な世界に誰の言葉だか分からない
活字が 残されていく
何でこんなところに見晒しにするのか

真夜中の部屋で
画面の青白い光が自分の瞳に映るのを 毎日見てるのよ
電光に照らされた世界に刻まれてくあなたの心のかけら
冷たい 粒でできた文字
手書きの暖かさや言葉の重みもありはしない

小さな活字が並ぶ小さな区切りの中
誰が書いたものなのかあとから見たんじゃわからない
伝えたいんじゃないの?
こんな下らない記号の羅列に何の意味があるのよ
本当に思ったことを書いてるの?

その電光を見つめるのが
皆真夜中な理由は
自分の気持ちを日向に出せないでいるから
電光に照らされてそれが光るのを眺めて

自分に色を塗りたくって

隠せていると安堵しているから

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