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□【静かに舞う雪】
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一面、雪に閉ざされた城の中。
雪が全ての雑音を消し去り、しんしんと降り続けていた。
『幸村…』
ここにはいない者の名を呼んでみる。
しかしその声も寒さに掻き消され、悴む手がふるりと震えた。
【静かに舞う雪】
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